障害福祉とビジネスの融合を目指して

働く障害のある人たちの工賃を最低30,000円/月にすることを目標に愛知県豊田市で活動しています。

人を育てるために自分を高める

税理士さんからお誘いを頂き、小林一光さん(株式会社アイ・タッグ代表

取締役)のお話を聞いてきました。

良いお話だったので忘れないように印象に残ったことを列挙します。

自社の社員のことをメンバー・仲間と呼び横の繋がりを大事にされていま

す。

①一人一人の喜びややりがい→結果的に売上に繋がる。

②お客様にお礼を言えることは自社のメンバーに言うことと同じ目線

③ポジションが上の人間ほど人として試されている

(上司↔︎部下、親↔︎子)

④常にメンバーが主役、すべてはメンバー中心

⑤外側(環境)ではなく、内側(自分)に原因を求める

→己心の「マ」、感情をコントロールする。(この「マ」は、まじんブー

の「マ」です。)

⑥徹底的に相手の立場に立ち、主語を変える

→売上を1番ではなく、お客様を1番にして考える。

⑦仕事と人生どちらにもフォーカスする

→仕事でできるようになったこともプライベートに反映される。

仕事とプライベートの輪の交わる部分を増やす

⑧コミュニケーションの基本は、「聴く」こと

→耳+目+心で聴く

⑨コミュニケーションは「何を話すか」ではなく「何を質問するか」

 

と、印象に残り、なるほどと思うことを列挙しました。

人育ては本当に難しく、正解はなく、最善策を模索するテーマだと

改めて感じました。

また、経営者や上司は「手柄はメンバーに」、「失敗や責任は自分」

という意識が必要かと思います。どれだけメンバーが楽しく誇りを

持てる仕事を作っていくかそれが我々に必要ななことだと思います。

 

最後に・・・

今日、たまたまお会いした方と「人間の欲」に関して話していました。

小林さんのお話の中でもたまたま出てきたので記載します。

京都の龍安寺の、つくばい(茶の席で手を洗うところ)に

「吾唯足知」(われ ただ たるを しる)と記されています。

満足する事を知る人は、見てくれは貧しくても、心豊かで幸せな人。

満足する事を知らない人は、見てくれは豊かでも、心が貧しく不幸な

人。という意味だそうです。

自分や自社が持っている技術や強みををしっかり見ることが大事で

欲が深い人は自分や自社に足りないところばかりに目がいく。

新たな事業もまずは自分や自社の強みを最大限生かして撃っていく

ことが重要だと改めて感じました。

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