障害福祉とビジネスの融合を目指して

働く障害のある人たちの工賃を最低30,000円/月にすることを目標に愛知県豊田市で活動しています。

豊田の困り事は他の地域でも困り事

豊田市は面積の約70%が森林です。

それを知った時に「豊田の間伐材×障害福祉」で何かできないか?と考えました。

そこでコーディネートさせて頂いたのが豊田の木を使用したフォトフレームです。

豊田の間伐材を使用して豊田の山間地域の障害者支援施設で作りたいと思いノベルティ

で1,500個作って頂きました。

障害のある人が作った商品が一つでも家庭のワンシーンで使ってもらえるように

そのフォトフレームをもらったご家族の歴史がフォトフレームの中に入るように、

と思い企画させて頂きました。そのフォトフレームがうまく量産できたのもある方の

お助けがありました。「糸鋸の加藤さん」です。

とにかく豊田市間伐材を使用した商品を作っていくことが必要で少しでも間伐材

を使用した商品の企画が必要でした。

そんな中で、「糸鋸の加藤さん」とお会いしたのが2017年秋です。

加藤さんはT自動車を退職された後、ご自身で趣味の延長で木の加工をしていたのです

がいつの間にかすごーい職人になっていました。

今では「糸鋸の加藤」を知らない人はいないのでは?というくらい豊田市役所では

認知されています。

その加藤さんが設計製作して頂いた社員証入れ。この社員証入れを

豊田市内の4つの障害者支援施設で製作してもらいます。

木の加工→組立→磨き→焼印の流れです。

工賃も大事だけど、障害のある人が作ったモノが街中で少しでも目に触れられる機会

ができること。そんな商品も大事だと思いました。

メディア発表は9月の予定です。

この4月からは量産に向けて動いています。

 

f:id:masatoshi-shuto:20180403231913j:plain

木の社員証入れ