障害福祉とビジネスの融合を目指して

働く障害のある人たちの工賃を最低30,000円/月にすることを目標に愛知県豊田市で活動しています。

人育ては自分育て

自分一人で仕事をするか、スタッフさんと一緒にチームを組んで仕事を

するか、これに正解不正解はないと思っています。

どちらも良いところ、悪いところがありますが、約1年前の自分は一人で

やっていこう(一匹オオカミ的な)と考えていました。

しかし、あるところから一人では回らなくなり、

社員のサリも入れて5人のスタッフさんと今、仕事をしています。

今まで一人でやってきた自分が人を入れることでこんなにも難しく

悩むことだとは思いませんでした。もちろんお給料もそうですが

こちらの考えややりたいこと、やってほしいことなどビジョンを明確に

して同じ目標に向かっていくこと、これは非常に難しいです。

2,3人・・・10人ってスタッフさんを雇っている中小零細企業

社長さんは本当にすごいです。お給料のこともそうですが、

みんなが働きやすい環境を作りビジョンを共有して、って。

これ結構難しいんですよね。しかも当事者意識が最初はないからビジョン

を共有することがとても難しい・・・。

そんな自分ですが、1年やってみて考えが変わったな、

と最近思っています。

スタッフさんがいるから次のチャレンジができるし、みんなで乗り越える

ことができると思っています。

サリなんて何回ぶん殴ってやろうかと思いましたが(これをブラック企業

と言う?)それでも1年一緒にやると段々とこちらが思っていることを

言わなくても通じるようになってきて

お店を任せられるようになってきました。

声のかけ方や表情を読み取ることなどスタッフさんと一緒に仕事をする

ことによって自分も育ててもらっていると実感しています。

1年色々と苦労もさせられましたが自分育てもしてくれたサリから

バレンタインにはこんな手紙をもらいました。

こんなのもらえると近くに仲間がいるって素晴らしいなーと実感します。

みんなに感謝です。

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サリからの手紙。事務所の机に子どもの絵とともに飾っています。